水戸の初詣 常磐神社

常磐神社
街のヒト・コト

写真:伊勢神宮の唯一神明造りに近い「神明造り」と呼ばれる重厚で気品のある佇まいの拝殿

水戸徳川家の二公と共に美しい偕楽園公園を望み
新年の幕開けを祝う

岡山市の後楽園、金沢市の兼六園と並ぶ日本三名園の一つに数えられ、梅の名所としても有名な「偕楽園」に隣接する「常磐神社」。

豊かな自然に囲まれ、ご来光に美しく輝く千波湖の湖面が望めるこの場所には、初詣の参拝者はもちろん、二月初旬の「節分祭」や、二月中旬から三月下旬にかけて開催される「水戸の梅まつり」など、四季の移ろいを求め県内外から多くの観光客が足を運ぶ。

その創始は明治六(一八七三)年。明治初年に、水戸藩の二代藩主・徳川光圀公(義公)と、九代藩主・徳川斉昭公(烈公)を慕う人々により、偕楽園内に祠堂が創立されたことに端を発した。一四〇年以上もの年月を超え、水戸徳川家の名君として名高い二人の祭神が、今なお水戸の人々の暮らしを見守り続けている。

参道から眺める千波湖の湖面は格別
参道から眺める千波湖の湖面は格別

閑静な時間が流れる境内には、水戸藩に縁の深い貴重な品々や、義公が編纂を始めた『大日本史』などを展示している「義烈館」や、水戸学の学者・藤田東湖命が祀られる「東湖神社」をはじめ、戦災を逃れた建造物を改修した「能楽殿」など、歴史と文化の香りが漂う。

権禰宜を務める川又一平さん
権禰宜を務める川又一平さん

常磐神社ではSNSを活用した情報発信にも力を注いでいて、国内外を問わず幅広い年齢層からのメッセージも多いと言う。十一月に新設された英語対応のタッチパネル式のデジタル案内板に足を止め、神道や水戸の歴史に関心を寄せる観光客の姿も目にするようになったと話す権禰宜の川又一平さん。

「昨年に引き続き感染防止対策や人数制限など安心して参拝頂けるよう万全の準備でお待ちしております。寅年にちなみ、血が沸き立つようなエネルギッシュな一年を過ごせるようお祈り申し上げます。」と笑顔を見せる。

常磐神社境内
自然と歴史的建造物の調和が美しい常磐神社の境内。
新設されたタッチパネル式の案内板は英語にも対応しているので、国外からの参拝者も由緒に触れることができる。

正月の神事

新年祈願祭

元日 0時~
年頭にあたり、ご家庭や職場の安全、繁栄を祈って申し込まれる祈祷を奉仕いたします。

歳旦祭

元旦 6時~
崇敬者をはじめ国家国民の幸福と安泰、世界の平和を願います。

元始祭

1月3日 9時~
宮中祭祀(きゅうちゅうさいし)に合わせ、天皇の御位のはじまりを祝賀します。

古神札焼納祭(どんど焼き)

1月15日 10時~15時
皆様がお納めになった古いお札やお守りを浄火でお焚き上げし、今後のご加護を祈ります。

古神札焼納祭(どんど焼き)
古神札焼納祭(どんど焼き)

節分祭

2月2日 15時~
豆まきの神事を行い邪気を祓って幸せを願う立春の前日の行事です。

節分祭
節分祭

常磐神社

水戸市常磐町1-3-1
茨交バス 偕楽園行き「偕楽園下」下車
029-221-0748

http://www.mitohachimangu.or.jp/

温もりのある一刀彫の縁起物
温もりのある一刀彫の縁起物

izm

IZMの管理人です。

プロフィール

関連記事一覧