My Best Movie～秋の夜長にオススメ、心に残る私の１本～
街のヒト・コト
宇野 光一 さん/ HAIR UNO ilvent 代表
『あるいは裏切りと言う名の犬』2004年/フランス
1980年代に起きた実話を基に、元警察官である監督がメガホンを取った刑事映画。
上映当初は『パリ警視庁/オルフェーブル河岸36』の仮題が付けられていたそうだが、
『あるいは～』の邦題は作品内容に合致していて素晴らしい。
権力闘争や裏切り、暴力などを通し、
男たちの野望や妬みなどが描かれた善悪だけでは語りつくせない深みのある作品。
2019年に韓国でリメイクされた『ビースト』は暴力や性的描写がかなり激しく、
こちらの内容もまたタイトルに相応しいのだが…
やはり、秋は哀愁たっぷりのフレンチノワールを味わっていただきたい。
『あるいは裏切りと言う名の犬』
2004年/フランス/110分
監督/オリヴィエ・マルシャル
https://eiga.com/official/aruinu/
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HAIR UNO ilvent（イルヴェント）
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