~2025年5月 ミュージカル「フランケンシュタイン」上演~

イベント

水戸市民会館コラム Vol.85

2025年5月、水戸市民会館のグロービスホール(大ホール)で、ミュージカル「フランケンシュタイン」が上演されます。

昨年上演し好評をいただいた「この世界の片隅に」同様、東宝/ホリプロ製作の本格ミュージカルです。
今回はこの「フランケンシュタイン」の世界を楽しむポイントを、少しだけご紹介いたします。

  • 原作はメアリー・シェリーの小説

フランケンシュタインの原作は、1818年にイギリスで発表されたゴシック小説です。生と死、人造人間、怪物…おどろおどろしいイメージがありますが、なんと実は作者は当時20歳のメアリー・シェリー。当時は女性であることを隠し、匿名で発表されました。

  • 「フランケンシュタイン」は博士の名前

フランケンシュタイン=怪物の名前と思っている方も多いのではないでしょうか。実はフランケンシュタインとは、怪物(人造人間)をつくった科学者の名前です。原作小説の中では、怪物は、最後まで怪物のまま…名前を付けてはもらえませんでした。

  • 韓国発ミュージカル!

ミュージカル「フランケンシュタイン」は、2014年に韓国で生まれました。意外かもしれませんが、実は韓国はミュージカル大国! 韓国俳優たちの歌唱力の高さと豊かな感情表現には定評がありますが、優れたクリエイターも多く、制作陣も充実しています。国家的に芸術文化の育成と海外進出を支援しているので、若くて勢いのある韓国オリジナルミュージカルが続々と生み出されているのです。

  • 一人二役

メインの6人は、それぞれ一人二役を担当します。1幕と2幕で別々の役を演じるのですが、雰囲気も役柄も真逆になる方ばかり! なぜこの役とこの役を同じ人が演じるのだろう? と着目してみるのも面白いかもしれません。

  • 熱い友情

原作小説からのミュージカル化にあたって多くの改変が加えられていますが、ネタバレを避けつつ紹介すると、「友情」が大きなキーワードとしてあげられます。前述のとおり、怪物はフランケンシュタイン博士が作った人造人間ですが、ミュージカルでは、人造人間のもとになったのは友達の肉体という設定が付け加えられています。ぜひ、ふたりの関係性に注目してみてください。

  • 再再演

日本初演は2017年、その後2020年に再演されました。2025年は再再演となりますが、毎年多くの新作が上演されるミュージカル界で3度も繰り返されるというのは好評の証、名作の折り紙つきとも言えます。 また、中川晃教さん、加藤和樹さんのおふたりは、初演から出演を続けていていらっしゃいますが、多くのファンがこの役を再び見られるのを楽しみにしていたそうです。今回初めて参加する小林亮太さん、島太星さんのコンビも要チェックですね。もしも次に再演される機会があったとしても、同じキャストでは見られないかもしれません…貴重なチャンスをお見逃しなく!

水戸市民会館公演】 スケジュールおよびキャスト

公演日ビクター・フランケンシュタイン/ジャックアンリ・デュプレ/怪物
5月10日(土)15:00中川晃教加藤和樹
5月11日(日)12:00小林亮太島 太星

チケットは好評販売中ですが、良いお席はお早めにお買い求めいただくことをおすすめいたします♪

あらすじやキャストの詳細については、ぜひ水戸市民会館やミュージカル「フランケンシュタイン」の公式HPをご覧ください。

https://www.mito-hall.jp

https://www.tohostage.com/frankenstein/index.html

ご来館をお待ち申しあげております。

≪問い合わせ≫
水戸市民会館 運営事務局  TEL:029-303-6226 
チケットご予約・お問合せTEL:029-350-6060


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