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幼少の頃、「百貨店」という言葉に憧れた。大きな建物と、豊富な商品。欲しい商品がそこには必ずあった。
時代は移り変わったが、百貨店に対するイメージは変わらない。清潔感のある綺麗なフロアと飾られる装飾品、そして、スタッフの完璧な対応。生活に身近であるが、いつもとは違う、贅沢な気持ちになれる世界がそこに広がる。
今回お話をお伺いした京成百貨店の大畠常務と商品政策担当の小室課長、大塚係長は、そんなお客様のイメージを何よりも大切にしている。彼らは「百貨店」には揃えてある商品も接客も完璧でなくてはならないと言う。ご来店したお客様には必ず満足して帰って頂く。それができなければ「百貨店」とはいえないと言い切る。
雑貨・服飾・キッズ製品・惣菜に至るまで、細かなマーケティングを基に今この場所にピッタリな商品を提供する。
「全ての商品に共通するのは、やはりこの地域のお客さまに好まれるかどうかという事です。」小室さんはこう話す。これだけ多くの人が生活する街で“好み”を特定する事は難しい。しかし、それをリサーチし提供していく。一見華やかに見える百貨店も、裏では地道な努力がある事を改めて教えられた。
また、接客にも百貨店としての心構えがあるそうだ。
スタッフはお客様の欲しいものを会話から察知し、それを自然な流れの中で提供していく。
全ての接客業に当てはまるが、どんなに仲良くなった常連様でも、お客様はお客様。一線を置き、尊敬することが重要だという。お客様は数ある店舗の中から、ここ京成百貨店を選んで来店して下さる。そのお客様には感謝と尊敬の念を抱く事が重要で、尊敬できなければ、お客様に満足して頂く対応は出来ない。
妥協は許されないプロの心構えである。
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京成百貨店では、あらゆる年代の人たちへの心配りを忘れていない。子供服売り場には子供の遊び場を作り、子供の目線から見た安全なフロア作りをしている。
転んでも怪我をしないように床をカーペットにしたり、子供が飽きないように、遊び心のあるものをセレクトして配置したりしている。
また、学校と京成百貨店が協力しあって出来た新しい試みがある。それは託児所である。この託児所は、常磐大学と京成百貨店が連携して、大学の幼児教育専門家が子供を預かるというもの。しかも、ただ子供と遊ぶだけではなく、何かを一緒に作ったり、歌を覚えたりなど様々なことをして時間を過ごす事が出来ているという。
母親が買い物をしている間、子供たちは新しい歌や言葉、遊びを覚え、楽しそうに家に帰る事が多いようで、お客様の間でも好評を頂いているという。
「このような企業と学校の連携は珍しい事例です」と小室さん。
この託児所の噂は全国に広まり、他県の百貨店からも問い合わせがくるほどである。
地域密着型で、地域との連携を心から望んでいるからこそ実現することが出来たのであろう。
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| 様々な経験を兼ね備え、知識もとても豊富である小室氏。 |
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若々しくパワー溢れる大塚氏。京成の縁の下の力持ち。 |
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