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ほおばる 2007.01.22
今年の4月にオープン予定の「健康まーじゃん倶楽部」。
中高年を対象とした認知症を予防するための教室である。
1回¥1,000。8回で1クールとなるので¥8,000となる。
基本的に午前中10:00〜12:00だが要望によって変える事も可能。
その他、卒業者・経験者などの為の卓も設置してある。

マージャン(麻雀)というと、タバコの煙がモクモクとした部屋の中で行なわれるなど、あまり良いイメージを持つことは出来ないかもしれない。

しかし「月虹舎」で行なわれるマージャンは、皆さんがイメージしているものとは全く違うものである。

「健康まーじゃん倶楽部」として今年の4月にオープンをする為、現在は2階のスペースを改装中という店内で社長のお話を伺った。

「ここはあくまで教室であって、『賭けない』・『吸わない』・『飲まない』が原則です。そしてターゲットは60代。特に女性の方をターゲットにしています。」

「いわゆる認知症予防です。」きっぱりと社長は断言し、さらに、「高齢者がいかに持て余した時間を有効に使うか。東京では自治体が活発に動いていて、教室もどんどん増えているし、定例会や区長杯なども積極的に行なわれているんです。」と続けた。

月虹舎では、少人数でも一人でも好きな曜日に出来るように、常に万全の体制を整えていている。全くやったことも触った事もない人でも、マンツーマンで指導してくれるので安心である。また駐車料金までお店持ちなので、車で来ても気にすることなく、ゆっくりと楽しめるのも嬉しい。

「現在は認知度が低いのでゆっくり。3年先くらいを見ながら始めるつもりです。お金を儲けるのではなく喜んでいただくのが第一です。」

どんな教室になるのか今は未知の感じだが、これからがとても楽しみである。


喫茶スペースも改装されるかもしれないそうだが、この雰囲気の良さは変らないだろう。 3階のフリースペースはそのまま健在。ライブや個展など自由に使用する事が出来る。
社長はユーモアとパワーに満ち溢れ、常に前だけを見ている素敵な方である。 カウンターに座っておいしいコーヒーと共にちょっと休憩。なんていうのもまたよいい。
2階の奥のスペースに設けらているマージャン教室。現在は改装中なので、どのように出来上がるかはオープンしてからのお楽しみ。夫婦でも家族でも友人を誘っても、誰でもOK。
少しでも興味を持ったら実際に足を運んで楽しんでいただきたい。

「『ねんりんピック』ってご存知ですか?」

『ねんりんピック・・・。』恥ずかしながら耳にした事がなかったので、詳しい話を伺ってみると、60歳以上を対象にしたオリンピックのようなもので、スポーツを中心に美術展、音楽文化祭などの文化イベントや、健康福祉機器展、子どもフェスティバルなど、あらゆる世代の人たちが楽しめる総合的な祭典で、1988年にスタートし、毎年開催されているという。

「今年は11月に茨城の竜ヶ崎で開催されるんですよ。知らない人が多いけれど、このようなお年寄の健康や楽しみを考えた催し物が増えていくといいですね。その中でこのマージャンも認知されていけばもっといい。」と社長。

高齢化といわれる中で、「いかにお年寄が快適に楽しく過ごす事が出来るか」ということを考えさせられた。


社長自身もマージャンを始めてからは40年近く経つそうだ。しかし仕事が忙しく、40年の内の30年は一切触れていなかった。それが何故また復活したのだろう。

「一昨年くらいから会社内でお昼休みなどにみんなで始めたら、全員はまってしまって。パチンコをやっていた人もやめちゃいましたよ。」社長曰く、マージャンはとにかくおもしろいゲームで、一度始めたらはまってしまうのは間違いないという。「囲碁とかはもう勝ちが決まっているでしょ。長年やっている名人には敵わない。でもマージャンは運が半分。昨日覚えた人でも一発大逆転出来てしまったり、何が起こるか分からないところもまた魅力」と活き活きとした表情で語ってくれた。

そして、「こんな面白いものがどうにか役に立たないか・・・。と思ってインターネットで調べたら、教室の存在を知ったのです」ということで、泉町という交通の便も良いこの地に作ることになった。

こんなに面白いゲームなら、ちょっとはまってみたい。そんなことを思った。


「常に新しいものを求めて、人のやらないことを商売としてずっとやってきました。新しいことを始めるのはおもしろいですから。」と話す社長は、75歳を過ぎているとは思えないパワーの持ち主。仕事はもちろん趣味も非常にたくさん持っている。特に読書が好きで、図書館に行ったらもう読む本がないくらいだという。

「どんな人に出会っても対応できるように幅広く」と、常に心がけている。

オープン予定の健康まーじゃん倶楽部も、認知症をなくして介護費用を減らし、最終的には老人ホームに出向いて無料で教えたいという夢があってこそのものである。

夢を追いかけ新しいものを求め、進み続ける。なんと素敵なロマンだろう。