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うつくしく 2006.07.24
楽しくお喋りをしながらも、その人の「BEST」にしてくれる貢信親さんは
丁寧に、真摯に接してくれる。

自分のイメージを変えたい。そう思うときは多い。そんな時、一番最初にするのは髪形を変えることではないだろうか?
そう思ったら、泉町2丁目の国道沿いに、お洒落な雰囲気が漂うガラス張りの美容室「オペラ」がお勧めだ。

ドアを開くと、「いらっしゃいませ」とスタッフたちが笑顔で迎えてくれ、良い香りが漂う。
この次にドアを通るとき、「どれくらい変わっているのだろう」と、心が躍る。

そんな願望を叶えてくれるのが、オペラのニューフェイス貢 信親(みつぎ のぶちか)さんだ。オシャレで真っ直ぐな瞳が印象的な好青年だ。
貢さんの実家は理容室を営んでいる。小さいころから髪に関わる仕事に就くと思い、中学校を出るときに決心したと言う。高校を卒業後、東京の美容学校へ行き、しばらく東京で働いていたが、独立を考え茨城に帰郷しオペラで働き始めた。

「お客様には楽しんでいただきたいんです」
と語る貢さんは話し上手で、話題も豊富だ。
お客様にはとにかく楽しんで貰いたい。そのためには自分も楽しく会話しなければいけない。それが貢さんのモットーだ。
しかし、そんな話し上手で豊富な話題を提供するには日々の努力が大切。テレビや新聞を朝から読みつくし、お客様に振られた話題に確実に答えられるようにしておく。
「もともと話すのが好きなんです。でも、話の才能は母親から受け継いだんだと思う」
笑顔で話す貢さんは日々の苦労を感じさせず、笑顔が絶えない。
なるほど取材をしている私も楽しい気持ちになる。

お客様と接する際、一番気を使うことはプレッシャーをかけないようにすることだそうだ。
「オペラに来るお客様はほとんどが女性。しかし、自分は男性である。まずは緊張を解きほぐし、壁を壊すことから始める。そうでないとお客様の要望はきちんと分かることができない。」と接客に対する自分なりの芯を強く持っていた。

ふと自分自身がよく持つ疑問が頭をよぎった。お客様の要望と貢さんの思う所がまったく違う場合はどうするのだろう?
聞いてみると、貢さんは常に間をとるようにしているらしい。
自分は髪のプロ。でもお客様にも希望がある。どうしたらお客様の希望をベースに、お互いのイメージをフィットさせていくか、それは美容師ある限りずっと追い続けていくという。
また、貢さんは言葉使いにも気をつけている。
「ここは茨城なので、語尾には特に注意ですね」
恥ずかしそうに笑いながら話す彼から、進化しつづける力強さを感じた。

ドアをくぐる楽しみを感じていただきたい。2度目にドアをくぐる時、きっと新しい自分にワクワクしている。 清潔感溢れる明るい店内。
スタッフが笑顔で向かい入れてくれる。
喋りは茨城、技術は東京仕込み。日々勉強だと教えてくれた。 「緊張しないでリラックスして、ぜひ一度ご来店ください!」

スタイリストデビューをして初めてのお客様の時、貢さんはお客様の要望と違うものにしてしまい、そのお客様は怒って帰ってしまったそうだ。しかし、2ヵ月後、その人がもう一度指名してきてくれた。貢さんのスタイルしたその時の髪型が”似合っている!“と周りに好評だったらしい。
その時、貢さんは美容師を辞めようかと悩んでいた。しかし、自分は間違えていなかったと彼女が教えてくれたおかげで今の貢さんがある。

「わがままに自分の希望をいってもらいたい。最後に率直な意見を言ってもらえたほうが分かり合える。素直な意見はこれからの為にもなるので、どんどん要求してほしい」

常に前に進もうとするパワーが感じられた。
「どんな髪型にしよう?」「自分が変わりたい!」
そう悩んだとき、貢さんに相談すればきっと新しい自分にピッタリのものを提供してくれるだろう。
2度目のドアをくぐる瞬間の笑顔が目に浮かぶ。