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明治5年創業の金沢屋前当主は人情味溢れる人物だ。
金沢屋は、金物屋、自転車屋、玩具屋、雑貨・喫茶店と時代の流れに乗ってきた。新しい情報をいち早くキャッチし、自分で考え、行動する力が大切と語る金沢理事長は、煙草組合や法人会、全国商店街振興組合の茨城代表を務めるほどのパワーを持っている方でもある。そんな理事長にこの街について聞いてみた。
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| 時間を忘れてしまうほど聞き入ってしまう会長の話は、現代を生きている私たちにもとてもためになる事ばかりだ。 |
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店先でお客様に会うと必ず挨拶をかわす。「今日は良い天気ですね」「暖かくなってきましたね」なんでもない世間話がとても嬉しい。 |
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『昔の泉町はどのような街でしたか?』
街並みはもっと古めかしかったけれど、町内がまるで家族の様で、夜ご飯のおすそ分けに行ったり、一緒に食べたり。この土地ならではの親密感があったと懐かしそうに語ってくれた。
その頃は子供もたくさんおり、子供会の旅行ともなるとバスが2台出ても足りないくらいだった。しかし今は、街並みはにぎやかになったが、もと居た住人も郊外に住む様になり、子供も大人も、住人が少なくなってきた。お店はたくさんあります。でもみんな、郊外から通ってくる。それじゃ地域に密着した商店街はつくれない。マンションが建設されるのも大賛成。住む人がいなければ、街は活気付かない。
昔のような、街が家族みたいというのは現代ではもう無理かもしれないが、あの頃のような街ぐるみの付き合いというものをもう一度持って欲しい。そして、ぜひ若い人達に住んでもらいたい、新しい活気や人々の繋がりをどんどん作って欲しい。
願いを込め、熱く語っていた理事長の目に明日への力を感じた。
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